こどものごはんとおやつのお話し。糖質って本当にとらなくていいの?

Half term holidaysとかいう学校の休みが10日間もありました。入学したばかりの時も、同じホリデーあったような・・・。

我が家は、休みに入ると同時に旦那が日本出張、そして私の車の免許が奪われるという・・・。スペインの車の免許を申請する為に取り上げられました(笑)

行動範囲に制限ができたけど、制限がある時って意外と楽しく時間を過ごせたりするものですね。

縛りがないと、あれもしたいこれもしたい、私はこっち、あなたはこっちなんて、まとまらなかったりして、面倒なことも。

この休みは、娘達のお友達が家遊びに来たり、3人で歩いてカフェにお茶しに行ったり、ランチしに行ったり、公園によって遊んだり。でもメインイベントは「漢字の勉強」!

日本では毎年漢字検定があって学校でしっかり見てもらえていたけど、こちらでは私???がやらないと、誰もやらないので(笑 毎日せっせと一緒にやりました。

 

さてさて、今日は「こどものごはんとおやつ」について、ちょくちょくご質問を頂くので、それについて書きたいと思います。

うちはジュースや甘いおかしを控えるようになって3年、食事はたんぱく質と脂質を増やし、糖質を減らして2年が経ちました。

「おやつ」に関しては、虫歯がきっかけで始めたのでなんの抵抗もなく始めました。「こどものごはん」については、たんぱく質と脂質を増やす事にも納得していたので、がっちりやり始めました。迷いがあったのは、糖質を減らすべきなのか?でした。

大人の私や旦那はいいけれど、はたして子供にもその必要があるのか、成長期だからいいのではないか?エネルギー不足になるのではないか?などの不安がありました。

当時は私の周りで実践している方がおらず、病院の先生が出されている糖質制限の本はあさるように読んでいました。

私や旦那がどんどん良い体感をするにつれ、ご飯やパンや麺類を食べることに抵抗が強くなりました。

だから我が家からは、自然と子供の糖質も減っていきました。

そんな中、江部康二先生(高雄病院の糖尿病やアトピーのお医者様で糖質制限の先駆者)の監修で、三島学先生が「糖質制限で子どもが変わる!三島塾レシピ」という本を出されたのです。これは文字だけの本ではなく、実践的なレシピが載っていること、塾生のお母様が作っているお弁当が載っていることが、私の安堵感につながりました。三島学先生は、ずっとずっと前から塾生達の食事の管理をされていて、その結果をしっかり出されております。

江部康二先生の著書も私は愛読しており、いつも勉強させて頂いております。
なにか迷う事があればお手にとって見て下さい。

※他の糖質制限の本に興味がある方は、私に直接聞いてくださいね。本やネット、TVの情報は混乱されることがあるので、クライアントさんには見ないでくださいと伝えております。

さて、うちの娘達についてですが、虫歯はおやつを変えてから1本もできていません。

それから朝の目覚めは抜群です。目覚まし1回でサクッと自分達で起き、私がわざわざ起こしに行くことはありません。起きたてすぐに、走り回るし歌もうたう。次女は熱唱することも(笑

集中力に関しては、調子の良い時は例えば漢字だったら1,2回で覚えてしまいます。長女は1年前くらいから時々発する言葉「なんでこんなに覚えられるんだろう?」と。

反対に「わー今日ぜんぜん集中できない!」と言うときもあります。そんな時は早々にやめる。やっても入ってこなそうな顔もしてる(笑 そんな時は時間も気持ちも勿体無いので、違う時に後回しようか?って。後回しした方が効率が良い時も。

食事を変えたことで、時間の使い方まで丁寧になった気がします。
ゲーム時間とテレビを見る時間も決める。守る。時々破りますけど!!

姉妹げんかは激減。時々「カー!」となりどうしようもない時があった長女はすっかり落ち着いて。泣き始めると止まらない次女もそんな事はなくなり。もちろん未だにケンカはありますが、かわいい程度ですんでいます。

身長に関しては、三島先生いわく遺伝が40% 食の影響が60%だそうです。
体質学的にみると、将来の長女は低め、次女は高め、なんです。

現在、小4で153センチ 小1で133センチ。頭1つ飛びぬけています。
マドリードに来て半年経たずに、長女は体重も5キロ増し。最近はやっぱり、食事におかげかなあと思いはじめております。

振り返ってみると、家族全体がストンと柔らかくなり、暖かくなったようにも思います。以前は、だれかの怒鳴り声がよく聞こえていたような・・・?

こちらは、ホリデー中に近所のスペイン料理やさんでランチしたものです。
カマンベールチーズのフライは2皿、生ハムのクリスピーピザも2皿頼みました。
ソラマメと生ハムとフライドエッグは1皿(笑 

因みに、クランベリージャムはつけるなら少し、ピザは私は食べないで子どもだけ。薄い生地なのでOKにしました。

レストラン出て、となりの生ハムやさんで買って帰り、おやつとしても食べました。最近出来たばかりのお店ですが、美味しかったです。こんな感じで子供達も、しっかりたんぱく質と脂質をとっております。糖質は少なめ。

日本でも、めまぐるしいくらい「糖質制限」が広まっています。昔なら5年かけて広まることが、現代では1,2年で急速に情報も広まり変わっています。

コンビニも糖質制限の商品を扱うお店が増えていますし、パン屋さんでも、ケーキやさんでも、レストランも、おすしやさんも、ラーメン屋さんでも「糖質制限」がチョイスできるまでに。

ビーガン、マクロビは昔からあり定着しているイメージがありますが、そちらと同じラインに糖質制限も並びだしているくらい勢いがありますよ。

何かひとつを信じてやってみるってとてもいいことだと思います。

興味のある方は食の講座もやっております。
お問い合わせや質問等、いつでもお待ちしております。