手荒れにアロマが効く!精油と食事で改善した体験談

記憶では出産後からだと思うのですが、手荒れ(特に指先)が
酷くなった経験があります。洗剤やお湯で荒れているのだと思い、
水仕事はゴム手袋をしていました。

ひび割れ 少し良くなる またひび割れの繰り返しをしているうちに
どうしようもない痛みと痒みになってしまいました。

ゴム手袋では間に合わないほどの痛みになり、人にお見せできないほどで、
絆創膏してみたり、ガーゼをぐるぐるして紙テープで止めてみたり。

あまりにもひどいので、評判のよい皮膚科を知り合いに教えてもらい
行きました。日本の皮膚科ってものすごい待つんですよね。

何度か通って、最後に医院長の女医さんに言われたのが

「私はなったことない、おそらくあなたの体質です」
「主婦湿疹ですね」
「これは一生続くから、うまく付き合っていくしかない」

でした・・・。

指先のひび割れにステロイド

結局処方されたのはステロイド。

でもその時はどうしようもなくて、とにかく治したい!
の一心で塗布しました。その瞬間と言ってもいいほど、
痛みや痒みがスーッと楽になり、日に日に落ち着いて、心がほっとしました。

でもそれと同時に、わたしは一生ステロイドが必要なのかな。
海外転勤が多いけど、行った先で病院あるかな。

色々な不安があとから出てきました。

でも、改善したらまたすっかり忘れちゃったり、
でも、また何かのタイミングで発症してたり。

とにかくその度にお薬で蓋をしてごまかしていたんです。
皮膚もなんだか弱々しくなっていきました。

主婦湿疹をちょっと横に置いておいて。

ある時、フィトセラピーを学び始めたんです。
その時悩んでいたのは、おでこのニキビ時々痒みあり。
これは市販の美容液でごまかして10数年。

これをフィトセラピーの先生に相談したところ
「おでこのニキビはビタミンB2とビタミンB6の不足です」と言われました。

なぜかフィトセラピーと、この時に出会った先生を信じるって決めていたので
食事を見直しました。

ビタミンB2は皮膚や粘膜の代謝に関与して
不足すると皮膚、粘膜に炎症をきたす。

ビタミンB6は抗アレルギー作用や造血に関与して、
→ 不足すると皮膚炎、痒み、貧血などの症状に。

 

食事の改善をしても目に見えてすぐわかるものではないので
とにかく3ヶ月、そのまま6ヶ月と焦らずに改善していきました。

最初はタンパク質をとにかく多く取ることを意識。

おでこのニキビとその少しの痒みは、意外とすぐに改善されました。
これもびっくりしましたが・・・

先ほど横に置いておいた主婦湿疹とやら。
これが気がつけば発症しなくなっていたんです。
ステロイドや薬と言う存在を忘れてしまったくらい。

でも、それからしばらくたって・・・

なんか手が怪しいかも、と言う症状があったんです。
このままみないふりをしたらまた痒くなり、痛くなり、ひび割れの
繰り返しになると思いました。


 

メディカルアロマのオイルを活用してみる

この頃フィトセラピーのメディカルアロマのお勉強も
少し進んでいたので

“皮膚は第二の神経”だから・・・と思ったんですね。

菌にはティートゥリーとか
皮膚疾患にはラベンダースピカとか

なんですが、

痒みが神経からきているのであれば神経系に強い
「カモマイルローマン」を塗布してみたのです。

そうしたらなんと、主婦湿疹の初期症状がスーっとなくなったんです。

痒みや炎症を抑えるシンプルな精油ではなく、神経の鎮静の精油だったのです。

“カモマイルローマン”
極度の緊張、神経過敏症、心理的動揺への効果が期待され
ここを抑えることによって、炎症でひりひりする過敏性の皮膚に対して、
おまけのように炎症を抑えてくれるという優れもの。


わたしはカモマイルローマンで主婦湿疹とやらを撃退してしまいました。

でも

「わーい、カモマイルローマンがあればステロイドはもういらないんだー!」
で終わってはいけないのがフィトセラピーのメディカルアロマ。

このままでは以前の様にお薬でふたをするということと同じになってしまいます。
これだとイタチの追いかけっこ、それこそ一生することになります。

ここで大事なのが

・なぜ、主婦湿疹がまた発症しそうになったのか
・なぜ、カモマイルローマンが良い働きをしたのか

を分析して、根治(見えている症状だけではなく根っこから治す)を目指さすのが本当のフィトセラピー、メディカルアロマです。

・主婦湿疹が出た少し前の自分はどんなだったか?
・何にストレスを感じていたのか?
・“皮膚は第二の神経”ならば、神経を過剰に使ったことがあったのか?

を自分に問います。

私は過去を思い出してみて、
そうなる時は自分の人生に大きな変化がある時だと気がつきました。

・2人目の出産のあと
・引っ越しのタイミングで2回

▷出産の前後は明らかに栄養不足だったし、気持ちも落ちついていなかった。
▷引っ越しの時は自分では感じていないつもりの緊張や未来への心配、
そして抜かりなく引っ越してやろう!という完璧主義がありました(笑

 

 

まとめてみると

私の手荒れの主婦湿疹とやらは
①洗剤やお湯のせいではなく、皮膚を作るためのタンパク質の不足
②過度の緊張や心配、完璧主義なところが原因だったということです。

もう一つ考えてみると、
主婦はみんな主婦湿疹になるとは限らない。

洗剤でお皿洗いをしたらみんな手が荒れるのか?
(女医さんはならないって仰ってましたしね)
そうじゃない方たち、いっぱいいますよね〜と。

結局は
「主婦湿疹は一生治らないものでもないし、私の体質でもない」

「そもそも主婦湿疹という名前はなんなんだ(笑
 症状に対して名前があると患者さんはなんとなく納得するから、
先生方が無理やりつけたのかもしれない」

と、わたしの中ではこういうことに落ち着きました。


わたしは栄養をしっかりとって、考え方を柔軟にしていくために
メディカルアロマを学んで行ったことで、必然的に(芋ずる式に?)
主婦湿疹とやらは縁がとおくなったということです。

でも人は生きている以上は不安になったり緊張したり、がんばりすぎたり、
人間にしかない感情はつきものです。

だからそんな時は植物の力でカモマイルローマンなどを愛用して、

普段からリラックスを心がけたり
自分の時間を大切にしたり
肩の力を抜いて
楽しむという心を忘れないように

うまくバランスをとったらいいんだな〜と今はそう思いながら生活しています。

逆をいうと、

食生活をおこたったり心のバランスをくづしたり
余裕がなくなったりすると主婦湿疹はまた出てくるということです。

でも、自分を分析してパターンをう知ることができたので
おそらくステロイドとはおつきあいをすることはもうないのかな。。。

そうだったら嬉しいな☆

 

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